2013年10月31日木曜日

軍人恩給扶助料(遺族年金)が支給されました(3)

(3)扶助料申請手続き
父は警察官で古北口税関勤務でした。


ア、在満州国警務庁勤務地在職証明

満州悲劇の図書館
イ、 金沢郵便局の在職証明書
ウ、終戦時の軍籍
以上3点の証明が必要とされた。
アについて石川県が外務省から下記の証明を得た。

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その他、満州国警察官であったと根拠となる写真や手紙等が必要とされ、10枚提出、内3枚を此処に掲載した。


写真、万里の長城近く黄巌関分駐所前列右が父清太郎、中央女性に抱かれている赤ん坊が私、清衛。
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写真、古北口の正月昭和12年正月自宅前(満人の家を借り上げ)ボーイと私と両親。
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写真、昭和11年秋古北口警察隊家族私清衛は母に抱かれて前列左2番目。 前列右4番目が赤塚藤雄(天才バカボンの漫画家)親子。知ったのが平成15年


秋、母が特養へ入所している時でした。古北口警察隊家族写真を懐かしく母と見ている時母が、清衛(私)に話をしようと思いつつ今日まで忘れていた。


 赤塚不二雄即ち、天才バカボンと古北口で一緒だったことを話してくれた。


 私は逢いたいと想い調べました。
天才バカボンはすでに床についていました。遅かった、残念です。生きていれば彼と友達になり、語りあったり、一緒に思い出を尋ねる旅行も出来たのにとつくずく残念です。  警察官の恩給対象勤続年数は12年でしたが恩給計算では実在職年と加算年とからなり父は警察官時代ほとんどが加算地帯いわゆる危険地帯に勤務しており12年は楽にクリヤ出来たことが後でわかりました。
 父は徴兵兵役を昭和8年11月30日現地除隊、12月1日予備役編入し、最初の警察勤務地が古北口国境警察隊、当時熱河作戦最中であり、戦地外戦務加算・外国鎮戌加算・国境警備加算が適用されます。  
 転勤を繰返していたが森林警察隊、国境の街黒河警務庁分室も1.5~2.0倍の年数加算地域です。
 父は昭和8年12月1日から昭和20年8月9日ソ連侵攻時まで12年弱の期間、普通地勤務は昭和16年9月満州国龍江省大賚省公省勤務、昭和19年7月チチハル勤務、昭和19年9月までの3ヵ年間だけでした。
 間島省天橋嶺森林警察隊や張家店森林警察隊も対金日成や匪賊・馬賊対策の警察隊であり、森林伐採・輸送のための護衛の意味もあったようです。

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